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2008年03月18日

「スイーツ(笑)」から「スウィート系」女子の時代へ?

sweet (スウィート) 2008年 04月号 [雑誌]sweet (スウィート) 2008年 04月号 [雑誌]

宝島社 2008-03-12
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 先日、AneCan が創刊して1周年を迎えたのですが、そのAneCanと読者を 2分することとなった、女性誌の王者CanCamの勢いが落ちてきています。 部数も減少していますし、同じ「モテ・愛され」路線 だったJJも、今年の 1月号 から「ギャル・セレブ」路線のViViを意識した誌面作りに なり、CanCam離れをしています。ViViは今、赤文字系の 雑誌の中では最も勢いを感じる雑誌なのですが、その ViViを上回る勢いを見せているのが「大人可愛い」を 提案する宝島社の雑誌sweet。なんと、3月12日に発売された4月号が、CanCamと同じくらい分厚いのです。3月号と比べ、約2倍の厚さになって いるのです。


■CanCamとsweetの「厚さ」対決!

IMG_0456.jpg

 雑誌にとって「厚さ」というのはそのまま人気の バロメーターになっています。CanCamは発行部数だけでは なく、その厚さもチャンピオンだったのですが、今年の 4月号では厚さ重さ共にsweetに負けています。参考までに、 両誌の2007年4月号と2008年4月号の厚さと重さを測ってみました。

・2007年CanCam4月号

厚さ1.8センチ 重さ1550グラム

・2008年CanCam4月号

厚さ1.5センチ 重さ1230グラム

・2007年sweet4月号

厚さ1センチ 重さ740グラム

・2008年sweet4月号

厚さ1.9センチ 重さ1340グラム

数字を見ての通り、CanCamが若干減少しているのに対し、 sweetは大躍進を遂げています。宝島社のムック『 おしゃれ革命 』によると、sweetは2006年からほぼ完売状態が続き、 この春は創刊以来最大の発行部数となる50万部に到達した そうです。では、そんな勢いのある、sweetとはどんな雑誌なのか。 簡単に触れてみたいと思います。

■sweetはイイトコどり

 sweetはOL向け雑誌として生まれました。休刊の危機に 直面しながらも、試行錯誤を繰り返し今の独特なテイスト を築き上げていったのですが、基本的には、BLENDA、 GLAMOUROUS、GLITTERなどが競合誌です。ターゲットは 「ギャル・セレブ」路線のいわゆる「アラウンドサーティー」です。 しかし、sweetは「ギャル・セレブ」という要素だけでは ないんですね。セクシーなんだけど、ファッション誌PSや spring的な「カジュアル・ストリート」の要素を含んでいたり、 OL向けとして生まれただけあり、CanCamやJJ的な赤文字 雑誌の「かわいい・モテ」要素も含んでいるのです。

  伊藤忠ファッションシステムのマンスリーファッションレポート では「モテだけでもなく、ストリートでもギャルでもない、 新たなファッションタイプ20代“スウィート系”が大躍進 」 と題し、「モテ+ギャル+モード感のあるストリート系の イイトコどりがスウィート系」と結論付けています。 モテにギャルにストリート。3大ファッション勢力の全てを 含んでいるのです。だから人気があるのですね。

 これだけではよくわからないと思うので、「8周年 記念大アンケート結果発表!sweetガール白書2007」から 「スウィート系」女子が好むブランドを抜粋してみます。

■「スウィート系」女子が好むブランド

・洋服

1位 ジルスチュアート
2位 クロエ
3位 ミュウミュウ
4位 ブロンディ

・靴&バッグ

1位 ミュウミュウ
2位 クロエ
3位 ルイヴィトン
4位 シャネル

・ジュエリー

1位 アーカー
2位 カルティエ
3位 ティファニー
4位 シャネル

 洋服のランキングを見てください。ジルスチュアートという CanCamにもよく出てくるブランドがランクインしていると 思ったら、クロエ、ミュウミュウといったセレブ的な ブランドや、雑誌PS、JILLEやSpringなどでおなじみの ブロンディなんかもランクインしています。 靴&バッグ、ジュエリーのランキングもそうですが、 「かわいい」一辺倒ではなく、いろんなブランドが バランスよくランクインしていますよね。「かわいい」 に流されるだけではなくこだわりもある。これが 「スウィート系」女子のようです。

■「かわいい」だけから一歩前進?

 「かわいい(甘いファッション)」やメディアに 流される女性を揶揄する「スイーツ(笑)」という言葉が 昨年流行りました。「ブログから、話題を知る、きざしを見つける」という 「 kizasi.jp」で「スイーツ(笑)」がいつ頃から流行ったのかを 調べてみると、11月頃からヒット数が爆発的に増えています。 11月といえば、 CanCamの「モテ子の習慣vsブス子の習慣」が話題になった時期と ちょうど重なります。もしかしたら、これを機に、CanCam (めちゃモテ)的な「かわいい一辺倒」の甘ったるい空気が ガラッと変わってしまったのかもしれません。 「かわいい」だけではなく、「セレブ的な辛さ(カッコよさ)」や 「ストリート的な感性」もブレンドした新しい 「甘さ(sweet)」。それが今の女性たちの気分なのでしょうか。



ニックネーム dale at 18:03| Comment(10) | TrackBack(0) | 女性誌ウォッチ
この記事へのコメント
はじめてコメントします。いつも楽しんでます!Sweetは好きです。ほんと、バランスが良いし写真の雰囲気もメイクも上品さがあって好きです。今月号の表紙安室ちゃんですが、彼女はまさに、この雑誌の理想そのままですね。
Posted by あんな at 2008年03月18日 18:35
いつも思うんですが、女性誌は系統の名前を生み出すのがうまいですよねぇ・・・。ファッションのコアとなるものを連想させる「キーワード」を的確に掘り出している。非常に勉強になります。
Posted by 武欄堂 at 2008年03月18日 18:42
Sweetはモデルに関しても、他の赤文字雑誌とは違う印象を受けますね。
表紙はほとんど安室、浜崎、梨花のいずれかですし、モデルにも読者などは使わず、ショップ店員やプレスの人を多く持ってきている印象があります。

今月号はいきなり分厚くなりましたが、後半はほとんど広告だったのが残念・・・。
Posted by Rinne. at 2008年03月18日 21:09
安室、浜崎、梨花と元ギャルもカジュアル系からも集めてますよね、昔はコンサバに落ち着いて・・みたいな感じしかなかったですが、大人カジュアルが確立しつつあるかもしれません。

一応、テイストはガーリーになるのかな。そんな読んでないのですが・・色々なところで人気があるのは感じます。
Posted by 週刊コーディネート at 2008年03月18日 23:03
sweetはかなりスルーしていました笑。
これからこのままバランス保ったままいくのか、一つの方向に絞っていくのか興味深いです。
とにかく明日見てきますー(^-^)
Posted by なまなまま at 2008年03月19日 00:03
1キロ以上あるのにびっくりw
見るの疲れそう
Posted by gsp at 2008年03月19日 00:31
GISELeとsweetを同じ系統な気がして読んでいたのですが、
sweetは多少あったモードっぽさが抜けてしまったような・・・。
RUSSHを買ってみました。

来月からはsweetのかわりにこちらになりそうです。
Posted by ねここ at 2008年03月19日 01:16
女の子はMIUMIUが存続していいなぁ。うらやましい。
Posted by masato at 2008年03月19日 20:51
sweetはいち早く「付録」を取り入れた雑誌だったようにかんじます。最近女性誌は「付録」ラッシュですよね〜
sweetは毎月必ず人気ブランドとのコラボ付録が付くのでついつい買ってしまいます!
Posted by mame at 2008年03月20日 21:47
>あんなさんへ

sweetはほんと絶妙なバランスですよね。

>武欄堂さんへ

細分化が日々進んでいますよね。

>Rinne. さんへ

確かに広告でしたね^^;来月も分厚いのか、注目ですね。

>週刊コーディネートさんへ

テイストは何でしょうね、僕の中ではギャルなのですが^^;

>なまなままさんへ

メンノンみたいに、絶妙なバランスをキープしつつ、勢力を広げていくように思います。

>gspさんへ

ANECAN創刊号は2キロありましたよ(笑)

>ねここさんへ

そうですね。言われてみれば、モード系は小物くらいしか出てこなくなったような気もします。

>masatoさんへ

レディスのmiumiu人気は根強いですもんね〜。

>mameさんへ

付録は販売数を増やすためにつけるものですが、
それだけ出版不況ということなのかもしれません^^;


Posted by dale at 2008年03月22日 20:49
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