2005年はファッションのネットビジネス元年と言われているのですが、翌年の2006年あたりからサイトが充実してきて、例えば、ZOZOTOWNが注目を集めるようになったのもこの年ですし、ファッションウォーカーがWEBマガジンを6誌一気に創刊したのもこの年です。アメブロが露骨に人気モデルを集めだしたのも2006年くらいですね。だから、個人的には、2006年を境に、急激にファッション誌離れが起き始めたと思うのですが、その時に取った「1ヵ月に買うファッション誌」についてのアンケート結果がこちらです。
■1ヵ月に買うファッション雑誌数は?(2006)
・0冊 90票 (15%)
・1冊 223票 (38%)
・2冊 153票 (26%)
・3冊 57票 (10%)
・4冊 25票 (4%)
・5〜10冊 29票 (5%)
・11冊〜 5票 (1%)
ファッション好きが集まるElasticで集計したアンケートなのですが、 2006年は0冊が15%という結果です。それが先日(2008年11月10日〜17日)、集計したアンケートではこのような結果になりました(今回は男女別で集計しています)。
■男性に質問です。ファッション誌を月に何冊購入していますか?(2008)
・0冊 229票 (32%)
・1冊 255票 (35%)
・2冊 147票 (20%)
・3冊 51票 (7%)
・4冊 16票 (2%)
・5冊 10票 (1%)
・6冊以上 11票 (2%)
■女性に質問です。ファッション誌を月に何冊購入していますか?(2008)
・0冊 54票 (29%)
・1冊 64票 (34%)
・2冊 42票 (22%)
・3冊 14票 (7%)
・4冊 4票 (2%)
・5冊 3票 (2%)
・6冊以上 7票 (4%)
男女ともに0冊が約30%と、2006年と比べると2倍になっています。ファッション誌を5冊以上購入する人は2006年では6%いて、2008年の女性も6%なので、雑誌好きはそれなりに健在のようですが、それ以外を2006年と比べると、1冊から4冊まで全ての割合が減少しており、全体的に、雑誌の購入数が減ってきています。
情報の早さ、情報の量、リアルさでネットに勝つのは難しいので、ネットにはない情報、例えば、検索する前の話題(モノではなくコト)を提供したり、批評精神を持って深く切り込んでいかないと、読者を惹きつけることは難しいと思います。広告にばかり迎合していると、読者はどんどんネットに流れていくのではないでしょうか。

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「流行」という概念が無いクラシックの世界と
ファッション雑誌という最もアンテナを張る必要がある物とでの
二律背反の中でどう折り合いをつけるか。
それが分かっているからこそ各雑誌、
それぞれ独自にテーマを設けて
付加価値を出そうとしているわけですが、
じゃあ今の時代に改めて掘り起こすべきファッションがあるのか、
所謂「狭く、深く」路線で進むべきか、
それで売れるのか、などと考えだすと、
やはりトップ(=編集長)の意思決定と戦略が重要なのかなと。
前LEON編集長の岸田さんなどはまさにその典型例ですよね。
LEON自体が良いか悪いかは別ですが。
(たまに付録やヘアカタログ目当てに買うことはありますが)
その分浮いたお金を服や美容院や化粧品に回しています。
不況で収入が減ってるので、そういう考えの人が増えてきてるだけ
なんだと思いますよ。webだと全部は読めなかったりしますし。
それと、私の場合首都圏勤務なので、街を歩いてるだけで
ファッションチェックができてしまうからということもありますw
(しかも千代田線…六本木、表参道、原宿通ってます)
広告が少ないわけではないと思うのですが。。
このような現状を広告主はもう気づいています。
特に昨今の景気でラグジュリーブランドの
売上が減少していますので、来年以降の出稿がかなり減りそうです。休刊する雑誌も更に増えると思います。