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2008年11月27日

香水で仕上げる男の服装術『デキる男は香りが違う』

デキる男は香りが違う! プロが教える香水120%活用術 (ソフトバンク新書 91) (ソフトバンク新書 91)デキる男は香りが違う! プロが教える香水120%活用術 (ソフトバンク新書 91) (ソフトバンク新書 91)
榎本 雄作

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 『デキる男は香りが違う! プロが教える香水120%活用術』という題名の「デキる男」というのに 見事に釣られました(笑)前にも何か同じような感じで釣られたことがあるな、と思ったら、『男の価値は「色」で決まる! 』という本がありましたよね。どちらもソフトバンク新書でイラストを描かれている方も同じなのですが、『男の価値は「色」で決まる! 』が色から組み立てる男の服装術の話なら、本書『デキる男は香りが違う』は香水で仕上げる男の服装術という感じで、香水のいろはが1時間程度でわかった気になれる本です。

<目次>

第1章 好印象を与える香水の正しい使い方

第2章 香りの系統で香水のイメージをとらえる

第3章 自分に合った香水の選び方

第4章 ビジネスや社交に役立つ香水活用術

第5章 香水で変わるオフタイムの過ごし方

第6章 スーツコーディネートに合わせた香り選び

第7章 カジュアルファッションを引き立てる香水

第8章 香りで深める女性との絆


 第1章は香水の基本的なことについて。香水は賦香率(香水の濃度)によって、パルファン、オーデパルファン、オーデトワレ、オーデコロンの4つに分けられるという話や香水のつけ方などに触れています。香水をつけるのに適した場所、適さない場所が図解されていて、各場所に○×△がついているのですが、耳の後ろに△がついていたのが意外でした。耳の後ろは定番だと思ったら違うのですね。

 第2章は香水の分類について。メンズは、シトラス系、フゼア系、オリエンタル系、シプレ系に分かれ、各々に、フレッシュ、フローラル、マリーン、ウッディ、アンバリー、スパイシー、レザリーの7種類のバリエーションがあります(4つの系に全て7種類のバリエーションがあるわけではない)。ファッション誌でもよく見る言葉が並んでいますが、香水に興味がないと、このあたりはごちゃごちゃになっている人も多いのではないでしょうか。本書では、各香りの代名詞を挙げたり、うんちくを交えながら、香りの特徴やイメージする男性像を解説しています。代表的な香りも各系統10個以上挙げられているのも香水選びの際に便利です。香水の瓶に○○系とか書いていませんし、販売員にフゼア・マリーン系、シプレ・レザリー系と言われたところで、何かの魔法?と思うのがオチです(笑)第2章では、有名な香水が数多く登場するので、香水をあまり知らない人は、この章で香水の知識を体系的に頭の中に入れておくといいでしょう。

 第3章は香水の選び方について。主に注意事項が書いています。香りを一度に試すのは無理、ミドルノートで試そう、鼻を試香紙に近づけすぎないとか。このあたりの話はファッション誌を読んでいればほとんど知っていることばかりだと思います。

 第4章はビジネス・フォーマルシーンでの香水使いについて。営業の人はトゥルースカルバンクラインフォーメン、管理職はブルガリプールオム、企画・デザイン・プログラマーにはジバンシーのパイネオとか、 具体的に著者オススメの香水がひたすら提示されています。

 第5章は4章のオフタイム版。スポーツ、ドライブ、リゾートなど、 TPO別に著者オススメの香りが紹介されています。

 第6章と第7章は本書の肝です。服と香水のコーディネート例がイラストと香水の画像つきで載っています。要するに、スーツや私服と同じイメージの香水を選ぶことがポイントのようですが、香水の持つイメージなんてほとんどの人が知りませんよね(笑)第2章を読んで、実際に香水を買って、勉強するしかないのですが、スタイリングには「外し」というのがあるじゃないですか。香水にもそれはないのでしょうか?クラシック・ラギッド系なのにシプレ系ではなく、あえてシトラス系とか、レディース的なフェミニンなスタイルをしているのに、あえてフゼア系とか。そもそも、自分の着ている服のイメージと香水の持つイメージを合わせている人ってどれだけいるんだろ?ほとんどの人は、服ではなく自分のイメージと合う香水、自分の好きな香りの香水をつけているような気がするけど。

 最後の第8章はモテと香水ですね。ベッドルームの香りテク(オリエンタル系が定番らしい)とか意味深な香水(例えばランスタン・ド・ゲラン。意味は恋に落ちる瞬間)をプレゼントして、女性が香りをつける度に自分を思い出してもらおう、とか、読んでいて恥ずかしくなるようなことばかり書いてあります(笑)あと、「バレンタインに女性から香水を贈られたら本命」と著者が断言していたのですが、女性の皆さま、これって本当なんですか?気になります。ちなみに、香水について、以前、当ブログでアンケートを取ったことがあるのですが、その結果がこちら。

■女性に質問です。香水をつけている男性は好きですか?

・好感が持てる(肯定派) 186票 (57%)

・苦手(否定派) 141票 (43%)

興味深い女性の意見も多数寄せられましたので、気になる男性は読んでみてください。


 というわけで、簡単に内容を紹介してみましたが、 香水アドバイススレにはてブが100以上集まっているように、香水選びというのは難しく、また、ファッション誌やお店では、芸能人のつけている香水とか、どの香水がモテるとか、あまり体系的に情報がまとめられていないので、本書、特に第2章は香水選びに役立つのでは ないでしょうか。今回は、著者が女性ではなく男性なので、スーツに関する言及も的を射ていると思いますし、何より、ところどころ、うんちくが散りばめられてるので、雑学好きとして楽しく読むことができました。



ニックネーム dale at 20:41| Comment(4) | TrackBack(0) | 書評・オススメのムック
この記事へのコメント
コートの定義ってなんですか?
丈ってわけじゃないんですよね?
Pコートとトレンチで同じコートっていうけど丈違うし。おせーて先生
Posted by s at 2008年11月27日 22:55
臭い人は元が臭いので、いくら香水つけても逆効果ですよ。
脂物ばかり食べている人、煙草を吸いながらコーヒーを飲む人
は要注意です。これ、かなり加齢臭の原因になってますから。

それと朝、エレベーターで気になるのが服についた食べ物の臭い。
これは香水を使うより、ファブリーズやお香の方が効果的です。

デキる男性、好感が持てる男性からは大抵いい匂いがしますが
あれはタンスとか柔軟剤の匂いだったりしますからね(^^;
アンケート結果を見ても「香水のつけ方が下手な男性が多い」
という意見が結構多いようですし。
個人的には上手くつけれないならつけるな!と言いたい(笑)
男女とも耳の後ろは香りすぎるのでNGです。腰〜足首がベスト。
Posted by ♀ at 2008年11月28日 00:57
香水は相手に匂いを分からせるより、自分に気合入れる為につけるな
ヘビースモーカーでコーヒー好きだから、間違いなく他人には分からないだろうし、香水に関しては自己満足の範囲のものだと思ってる
Posted by aa at 2008年11月28日 07:39
>sさんへ

僕も詳しくは知りませんが、細かい事を気にしだしたらきりがないですよ^^;それこそ、ウエストコート(ベスト)やモーニングコートにも「コート」という言葉がつきますので。定義としては、「丈が長めのアウター(外套)」という感じではないでしょうか。

>♀さんへ

脂物とコーヒーを愛するおっさんとしては、耳が痛いです(笑

>aaさんへ

僕も香水はファッションの中でも特に自己満足要素の強いものだと思います。


Posted by dale at 2008年11月28日 22:36
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