オススメ記事

2010年04月20日

藤原ヒロシのスニーカーアーカイブ『Sneaker Tokyo vol.2 “Hiroshi Fujiwara”』

Sneaker Tokyo vol.2 “Hiroshi Fujiwara”Sneaker Tokyo vol.2 “Hiroshi Fujiwara”

マリン企画 2010-04-14
売り上げランキング : 62

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 『丘の上のパンク -時代をエディットする男、藤原ヒロシ半生記』、 『Personal Effects』、 そして本書『Sneaker Tokyo vol.2 “Hiroshi Fujiwara”』。 昨年から立て続けに藤原ヒロシ本が出ております。藤原ヒロシ氏(通称HF)は裏原のゴッドファーザーと言われていて、90年代のストリートファッションを通ってきた人にはおなじみのカリスマですが、今の若い人だと「誰?それ?」という人の方が多いのかもしれません。

 それでも、スニーカー界のトレンドセッターとして長年活躍しているので、裏原ブームが終わっても結構ストリートに影響を与えております。それはファッション誌street Jackの「スニーカーオブジイアー」を見てもよくわかります。


1位 コンバースオールスター
2位 ナイキエアフォース1
3位 ナイキダンク
4位 ナイキコートフォース
5位 ヴァンズSK8-HI
6位 アディダススーパースター
7位 エイプベイプスタ
8位 ヴァンズスリッポン
9位 コンバースジャックパーセル
10位 ヴァンズエラ

これは2008年度の調査「みんなが本当に履いているスニーカーBEST10」の結果です。藤原ヒロシ氏を知っている人なら「なんというHF無双!」と吹く結果ですよね。藤原ヒロシ氏はナイキのスペシャルライン「HTM」を手掛けていることからもわかるように、 ナイキを好んで履くようですが、特に好きなのがナイキダンクとコートフォースで、HTMの代表作がエアフォース1のアレンジです。スニーカーオブジイアーのダンクに関して「SK8 スタイルからは変わらぬ圧倒的支持」と述べている人もいますが、 そのダンクをスケートシューズとして履いていたのも藤原ヒロシ氏で、その靴が『Sneaker Tokyo vol.2 “Hiroshi Fujiwara”』の 表紙に使われていたりするのですが、他にも、アディダスのスーパースターやコンバースのジャックパーセルなんかもそうですよね。その全てが藤原ヒロシ氏が仕掛けたモノとは言いませんが、なんだかんだで、知らない間に、結構、影響を受けていると思うんですね。直接的ではないにせよ。

1位 レッドウィングベックマン
2位 エアジョーダン1BMPバック
3位 ナイキエアマグマ
4位 ティンバーランドアースキーパーズ6インチブーツ
5位 エアジョーダン1レトロHi
6位 ティンバーランド×htmlロールトップ
7位 ヴァンズスティンガー
8位 アディダスJSウィングス
9位 レッドウィングクラシックモック
10位 ベリーボタントレッキングシューズ

これは2009年度。「スニーカー&ブーツオブジイアー」とブーツが入り、原宿でのリアル調査ではなくモバイルからの人気投票に変わったのですが、こちらはHF臭がしませんね(笑)アメカジ(アウトドア)ブームの影響を感じるランキングです。今はモードブランドからも魅力的なスニーカーがたくさん出ており、藤原ヒロシ氏があまり好きではないハイテク寄りのスニーカーも注目を集めておりますが、90年代に確立された「スニーカーの定番」みたいなモノはそう変わらないと思うので、藤原ヒロシ氏が好きな方はもちろん、そうではない方も、本書を読んでみると面白いと思いますよ。2008年からレディスでもスニーカーブームのようなので、女性の方も是非。

 『Sneaker Tokyo vol.2 “Hiroshi Fujiwara”』の 内容は、HF STYLE in 2010、藤原ヒロシ氏のスニーカーアーカイブ、マークパーカー氏(ナイキCEO)、中村ヒロキ氏(visvim)、倉石一樹氏(adidas)、今井タカシ氏(MADFOOT!)との対談、TOKYO的なスニーカー年表、藤原ヒロシ氏ロングインタビュー等々。メインは約200足のスニーカーのアーカイブです。対談やロングインタビューも興味深く、小学生のころはアイビーファッションをしていたというくだりには驚きましたが、HFのテイストの核は中学時代のバスケット部で確立されたのだなぁ〜と読んでいて思いました。

 本書によると、2010年の今、テニスシューズが注目を集めているようです。アディダスのスタンスミス、ナイキのテニスクラシック、トレトンのナイライト、スプリングコートのG1/G2あたりが流行るのでしょうか?そちらも注目ですね。




ニックネーム dale at 19:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 書評・オススメのムック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TINY PUNKSをリアルタイムで知っている世代ですが、改めてググってみたら
単なるファッションパンクスだと思っていたのに
凄いお人だな、と思いますた!!
Posted by at 2010年04月20日 20:21
読んでみたいんですけど、中規模の書店にも置いてないですね。
Posted by RX-774 at 2010年04月21日 18:26
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://269g.jp/tb/15367429
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
特選記事

■女性誌について

【俯瞰図】女性ファッション誌の分類(2007),2005バージョン(出世魚的視点)
【トレンド】話題の「姫ギャル」とは?,森ガールが台頭するまでの流れ
【その他】「ゴスロリ」について調べてみた,「かわいい」の定義を考えてみた
【読み方】女性誌がモテに使える5つの理由,男性が女性誌を効率的に読むには

■メンズファッションについて

【俯瞰図】 男性ファッション誌と系統の分類2008,2006の旧バージョン
【トレンド】 モテブランド予想2010S/Sモテブランド予想2009A/W
【ブランド】女性ウケ最強ブランドは,オーソドックスを考える,古着のススメ
【読み物】『メンズナックル』のオモシロキャッチフレーズに迫る,チャックテイラーとオールスター

■オシャレと価値観

【俯瞰図】ファッションをめぐる4つの文化圏
【考察】「TPO」より大切なこと,「清潔感」の意味,「お洒落は足元から」を考えてみる
【ネタ】ファッション好きの取扱説明書,お洒落は我慢というけれど
【服オタ】服オタって何?,ダサいと言われる理由
【読み物】異性のためにオシャレしたっていいじゃない,ファッション改造計画は勘弁!

■当サイトでよく売れた本 BEST5 2009年下半期

【1位】Fashion Text Series THE SUIT メンズファッションの教科書シリーズ vol.1 (Gakken Mook Fashion Text Series)
【2位】ソニアのショッピングマニュアル III
【3位】社長、その服装では説得力ゼロです (新潮新書)
【4位】Men's JOKER GREEN (メンズ ジョーカー グリーン) 2009年 10月号 [雑誌]
【5位】世界カワイイ革命 (PHP新書)