■メンズクラブ12月号
MEN'S CLUB (メンズクラブ) 2006年 12月号 [雑誌]
posted with amazlet on 06.11.20
アシェット婦人画報社
売り上げランキング: 38697
表紙がまんまビームスです。「ビームスなんて、嫌いだ!」 という特集が組まれているのですが、嫌いというのは釣りで、 本当は大好きなんだよぅ、というオチ。 「名品博物館」もうんちく満載で興味深かったのですが、 この特集で特に面白かったのが「ビームストリビア36」。 名品博物館同様うんちくネタなのですが、 こちらはノリがいいんですよ。
2 ビームスがはじめて広告を出した媒体はメンズクラブで ある。
14 一番最初のビームスのロゴデザインは、設楽社長に 惚れていたオカマデザイナーに作ってもらった。 お金のない時代だったので、ノーギャラ。謝礼はジャケット 一着のみ(ちなみにおしりは無事)
おしりは無事って(笑)
他にもいろいろと面白いトリビアが書いてありますし、 メンクラ編集長と設楽社長との対談なんかあったので、 興味のある方はメンクラをチェックしてみてください。
■BEAMS 1976-2006 tribute catalog
popeye特別編集 ビームス
posted with amazlet on 06.11.20
マガジンハウス
マガジンハウス
売り上げランキング: 46143
マガジンハウス
売り上げランキング: 46143
BEAMSとほぼ同時期に登場し、BEAMSと密接な関係がある POPEYEが編集。タイトルどおり、1976から2006まで 1年刻みで「その年のビームスの代表アイテム(傑作品)」、 「トレンド(ファッション・カルチャー)」、 「POPEYEの歴史」の3つをリンクさせ、 淡々と歴史を振り返っているムック。
1998 すべてを詰め込んだ・・・!その名も『ビームスジャパン』。 新宿のファッション偏差値を上げた最大の功労者。
「史上最強のビームスビルができる!」。96年頃より まことしやかに流れたウワサが年月を追うごとに確かに なってきた。誰もが原宿だと信じてやまなかったその拠点は、 なんと新宿に。
私が服オタへの第一歩を歩みだしたのがこの新宿の ビームスだったりします。当時好きだった人にダサい と遠まわしに指摘され、「新宿のビームスにいくといいよ」 と言われたのが全てのはじまり。ビームスはストリート テイストのセレクトだったので、すぐ裏原系に興味を持ち、 やがてビームスと相性が良いタケオ等の丸井ブランドにも 走るように。当時、裏原ブランドは入手困難で非常に 高かったので、必然的に丸井系よりになっていたんですよね〜。 その丸井でギャルソンオムと出会い、モードの世界も知ったと。 完全にミーハーです。今でもミーハーですけど(笑)
■ビームス戦略
ビームス戦略―時代の変化を常に先取りするマーケティングとは
posted with amazlet on 06.11.20
川島 蓉子
PHP研究所
売り上げランキング: 34349
PHP研究所
売り上げランキング: 34349
ビームスを通して書かれた著者のトレンド分析論。 切り口がトレンドなので、 『ストリートファッションの時代―今、 ファッションはストリートから生まれる。』も一緒に 読むとわかりやすいと思います。「戦略」というほど 難しい事や専門的な事は書いていないので読みやすくていいのですが、 VMDについての言及がなかったし「戦略」としては 物足りなかったかも。とりえず、ビームスのポリシーが とてもよくわかるので、ビームスファンは 楽しめるんじゃないかな。
ファッション(ブランド・トレンド)というのは 臨界点を越えて大衆化すると廃れる一方です。 例えばユニクロのフリースとか。 この本を読んでいると、ビームスは「臨界点」というのに ウェイトを置いている事がよくわかります。 5つほど例を挙げてみると、
・流行の反応への早さによるマーケット分類(≒イノベーター理論)
・「ブランド」ではなく「ショップ」にこだわる
・しかけるタイミングは半歩先
・ショップは多面的に展開
・出店はアンチメジャー(一等地ではなく裏通り)
詳しいお話は本を読んで欲しいんだけど、 「ビームスとは何か」という的を絞らせず、 攻めの姿勢で次々と新しいことを時代の半歩先に企画する。 それがビームスなんですね。
■ビームスの軌跡
過去から現在までの歴史を振り返りながら、 BEAMSの成功の秘密に迫った本。上記の『ビームス戦略』 と内容的に被っているところも多いのですが、 こちらはスタッフへのロングインタービューをはじめ、 よく取材された上で書かれているなぁと。
中でも「アローズ事件」についてが面白かったですね。 『ビームス戦略』では軽く触れられているだけなのですが、 この本では「封印されてきた、事件の真相を聞く」という 章を設け、結構なボリュームが割いてあります。
アローズとはセレクトショップ業界NO1の売り上げを誇る、 あのユナイテッドアローズの事なのですが、 アローズはビームスを退社した社員が旗揚げした会社。 主力メンバーが突然ごっそり抜けたので、 BEAMSは存亡の危機に陥りかけたという事件です。 なぜこのようなお家騒動が起こったのかというと、
・設楽社長と生え抜き幹部たちの経営方針に対する温度差説
・悦三会長とのボタンの掛け違いによる確執が原因だった説
・上場、非上場に対する考え方の違い説
・スズカ8耐への参加がトリガーになった説
といろんな説があるのですが、事の真相は闇の中だそうな。 でもこのおかげでアローズが誕生したのだから、 消費者としては別にいいんじゃないの?とは思うけど、 もし、ビームスからアローズが誕生していなかったら 今のビームスはどうなっていたのでしょうね。
そういえば、「 ビームス社長 設楽 洋氏 (坂井直樹のデザイン経営談義)」 というインタビュー記事で、セレクトショップ御三家の 違いについて
・アローズ→日本のエルメス
・シップス→スタンダード
・ビームス→カルチャーショップ
と位置づけされていたんだけど、この話も面白いですよ。 こちらは以前紹介した記事なのですが、 まだ読まれていない方はこの機会にチェックして みてください。では。
![MEN'S CLUB (メンズクラブ) 2006年 12月号 [雑誌]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B000JU9NVI.09.MZZZZZZZ.jpg)



![Powered by 269g[ブログ・ジー]](http://269g.jp/img/269g.gif)
立ち読みしました。自分が生まれる前にあるブランド。しかもまだまだ服に興味を持って間もない自分にはなんとも感慨深いものはありましたね。
移り変わりの激しいファッション業界で30年、
素直におめでとうございますと、いいたい今日この頃。
ついに雑誌がショップ批判か!と期待したんですがオチはその通りですね。
ビームス、なんやかんやで強いですね。定番化したブランドですもんね。あまり着てないけど、笑
アローズ、シップス、ジャーナルと並ぶ4大セレクトショップらしいですし。アパレル業界は規模の大きさだけじゃないと思いますが。それでも凄いです。
うちでメンノン批評やってみたのでよろしかったらどうぞ。
なんでだろ。
素直におめでとうございます!といいたいですよね^^
>グッバイファッションの人 へ
今はアローズに逆転されましたが、常に
右肩上がりの業績は立派の一言です。
>kentさんへ
自分の好みが確立されてきたのでは?
ビームスは幅広くいろんなテイストをそろえて
いますが、広い分浅いですからね。