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2007年08月17日

エイプ凋落のきっかけは

 エイプといえば、青山本店の前を通ると 「顔がわれているから○○買ってきて」とバイヤーさん によくナンパされたっけ(笑)懐かしい 思い出です。

 エイプは小ロット限定生産商法とでもいいますか、 希少性を煽る売り方をし、一気にスターダムに 駆け上がりました。今は裏原ブームが終わり、 エイプは落ち目、と言われていますが、そのエイプの 歴史がコンパクトに書かれているのが livedoor ニュース - 変わり続ける「BAPE」のブランド価値 です。今、話題になっているのでのっかります。


 エイプの凋落というか人気に陰りが出てきたのは、 ブランドがマス化してしまったからです。 言い換えると、希少性とブランドイメージを 失ったからなんですね。個人的には、モッズ路線から ヒップホップ路線にテイストを変更したのが原因だと 思っています。

 ブランドが憧れられるのは手が届きにくく、 近寄りがたいからです。高かったり、手に入りに くかったり、身近な存在ではないから、手に入れた ときに満足感があるのです。モッズ時代のNIGOは ほとんど表に出てきませんでした。あくまでベールに 包まれた謎の人という感じのキャラクターで、 それが近づきがたいブランドイメージを生んでいたの ですが、ヒップホップ時代のNIGOは違います。 アイコンであったサングラスを取り、 自らをセレブ化し、メディアに露出するようになったのです。 頻繁に登場するので、大衆に身近な存在となって しまったのです。近づきやすいブランドに なってしまったといいますか。簡単に手が届く ブランドになってしまったといいますか。 これがマス化を促進したのでしょうね。


 ラグジュアリーブランドと比べるのもあれですが、 ヴィトンなんかはブランドイメージを損なわず、 うまくマス化したブランドだと思います。簡単に 手が届きそうなブランドですが、ブランドイメージは 損なわれていません。それはヴィトンには歴史と 伝統があるからです。ブランドに永続性の価値を 感じるからです。人々はその歴史と伝統を担保に ヴィトン(永続性の価値)を買っているのです。

 でもエイプには歴史と伝統というブランド価値の 担保はありません。それどころか短期間で頂点まで 登りつめてしまったので、成金というイメージが あります。だからマス化したとたんに魅力を 感じなくなってしまったのですね。希少性という ブランド価値の担保がなくなったから。 成金ではブランド価値の担保にならないから。 こうして、猿のロゴに魅力を感じなくなって しまった人が多くなったのではないでしょうか。


 エイプは過去の栄光みたいな書き方をしてしまい ましたが、2006年度のシャークパーカーに21万 8,400円(定価2万2,890円)という値段がついて いましたし、streetjackでは主役を張っている ブランドなので、あの人は今的なブランドにして しまうのはちょっと早いかもしれません。 まだまだ熱狂的なファンも多く、居場所はきっちり 確保しています。勢いが落ちないブランドはありませんし、 凋落というより、エイプはある点に到達した、 と言えるかもしれませんね。



ニックネーム dale at 20:53| Comment(12) | TrackBack(0) | ブランド情報
この記事へのコメント
僕はミーハーなので、いわゆる裏原系ブランドを着てました。TVでキムタクが着用した事によってAPEのスノボーJK、ダウンJKがすごいプレ値になったのを覚えています(^O^)
エイプが凋落したきっかけは、やはりサロンボーイズ(美容師系)の存在が大きいのではないかと思います。
Posted by ちぇじう at 2007年08月17日 22:04
僕は年代的にもろ裏原世代なので、今エイプは着なくなっていても、ビビットな色使いの服にはどうしても反応してしまいます。

そういえば24時間TVで協賛してるのかわかりませんが、Tシャツにシンボルマークを発見しましたよ。
Posted by タオルタ at 2007年08月17日 22:10
そもそも今のAPEはほとんどデザインの焼き直し見たいな感じが否めません。それとメンノンやチョキチョキなどの読者で服好きな人が買ってくれないのが大きいですね。ディオール、マルジェラ、ガリアーノ、バレンシアガ等買うような人はAPEなど買わないと思いますし。難しいとは思いますが新たにテーラードとかやったら面白くなるんじゃないでしょうか。
Posted by カスミ at 2007年08月17日 22:39
デザイナーブランドじゃないしね。
あくまでヒスの一時落ち目と言われた時みたいに、一般的になったって事でしょう。
生産数が増量すれば相場も落ちる、自然の道理で。
ブランド側としては成功ではないでしょうか。
最近、年配の人が着てるのをよく見かけるな。
Posted by くうた at 2007年08月18日 01:47
最近はどうかわかりませんが、一時期、志村けんがよく着ていたような・・・。
ご本人の趣味なのかスタイリストのセレクトなのか、オシャレなのかネタなのかはわかりませんが、daleさんが仰る「大衆に身近」に感じさせた原因のひとつであるような気がします。
Posted by ぐみ at 2007年08月18日 02:49
偽物が多く出回ったのも原因のひとつでしょうね。
Posted by こめ at 2007年08月18日 18:54
お洒落じゃない人がエイプを着ているのを見て、
終わったな、と思いました 笑
それに比べたらマルジェラなんかのTシャツは
お洒落さんしか着てませんよね。
Posted by H at 2007年08月18日 20:15
>ちぇじさん、カスミさんへ

エイプが凋落と言うよりは、ファッションのモード化
の流れの影響かもしれませんね。

>タオルタさんへ

そういえば24時間テレビでチャリティーTシャツやってましたね^^

>くうたさんへ

キャラクターブランドですもんね。
ヒスのように数年後盛り返すかもしれないですね。

>ぐみさんへ

志村さんはほんとよく着てますよね。
nigoと仲がいいのかもしれないですね。
雑誌か何かで対談してましたし。

>こめさんへ

ブランドの宿命ですね。

>Hさんへ

マルジェラのエイズTシャツはもう定番ですもんね〜。
Posted by dale at 2007年08月18日 23:36
エイプはとてもしっかりとしたコンセプトブランドだと思います。
デザインの焼き直し、とおっしゃる方がいらっしゃいますが、エイプはヒップホップ=サンプリングという手法を服に落とし込んだものなので、焼き直しすること自体がこのブランドのコンセプトなわけで。
アメリカではやはり黒人を中心にこのコンセプトに共鳴して、日本のように一過性の人気では終らない定番となるような気がしています。

モテの概念からしたら人気がなくなったら着ないのでしょうが。。。
Posted by ロス at 2007年08月20日 01:53
中国(特に香港辺り)から日本に来る若い人がこぞって着ていますね。
日本だけが市場ではない。という考え方も間違ってないと思います。

あと何やかんやで販売戦略は巧みだと思います。
あまりに人気が出すぎて反動が来ているという印象も少しありますが・・・。
Posted by 西 at 2007年08月21日 00:13
APEごときでグダグダ言うなよ
飽きっぽい日本人の単なる流行り廃りだろが
Posted by 若布 at 2007年08月22日 11:48
ファッションに関する色んなことを管理人さんが取り上げて
コメントでグダグダ言うサイトなのに・・
Posted by at 2007年08月27日 06:40
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